失敗は成功の母!となるか?
5日はこどもの日だったので、私にしては珍しく「こどもの日っぽい」メニューにしようと、「簡単蒸し寿司」を作ることに決めました。海老を用意し、穴子の代わりにうなぎで代用しましたが、干し椎茸も甘く煮て、錦糸卵も作り、我が家バージョンとしては結構豪華な設定です。
で、レシピには三合のところ、ちょうどピアノの先生もいらっしゃる日なので多めにつくってお裾分けしようと目論み、四合の米を計り、一緒に炊き込む合わせ酢の量も3合分から4合分に変えました。
タイマーをセットし、準備は万端!だったはずでしたが、タイマーがなりふたを開けたらあ〜ら、大失敗。
一緒に野菜も炊き込もうとしたのですが、米を多くしたことによって熱がうまく回らなかったらしく、水気がまだいっぱい残っていました。
仕方ないので、もう一回スイッチを押してみましたが、今度はねちねちだが部分的に芯が残ると言うとってもいや〜なごはんになってしまいました。
うちのお釜は5合炊きなのですが、分量を増やして野菜も入っているので許容量を超えたかと思われます。前に炊き込みご飯の分量を増やして失敗した事を思い出しました。
何故今思い出す!炊く前に思い出せよ、自分!
は〜。
結局、普通にご飯をたき、あとで酢を合わせ、暖かいうちに他の具と混ぜ合わせ、「蒸し寿司」のふり、ということにしました。
それはそれで中々おいしかったのですが、その炊き損なったご飯、捨てるに忍びありません。
日本的教育の結果か、こと、米に関しては、残したり捨てたりするのにもの凄〜い罪悪感があります。
しかも、4合も......
お百姓さんに申し訳ないという思いが、頭をぐるぐるします。
このお米は日本産のお米ではなくスペイン,カタルニア地方で作られた日本米ですが、やはり彼の地のお百姓さんに申し訳ないと思ってしまいます。
彼らはあんまり気にしてないかもしれませんが。
で、炊き損ねご飯を一日放置。
ちょっと表面が堅くなったのを見ていいことを思いつきました。
これを揚げてあんをかければ、中華風のおこげになる!あんにお酢を入れれば、ご飯がお酢味でも気にならないはず。(炊き込みご飯を失敗したときは、雑炊にした記憶が。雑炊にすると増量するので、食べ切るのが大変だったけど)
私って、天才!(天才はこういう失敗しないよな〜)
しかし、タイミングが合わず、このご飯がすぐ使えなかったので、一口サイズにして冷凍にしました。
うまく行くか、がっかりするか、今のところまだわかりません。
by kubokiriko | 2010-05-09 01:12 | 食べ物関係