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暑いと書いたそのあとに

 肩を痛めていて(そもそもの原因は首だけど)治療しているので、昨日、夕方ながらもまだあぢぢぢな中を出かけたのですが、途中で刺されました。
 たぶん、蜂?
 風がさや〜と吹いて髪が乱れたので書き上げたその場所に蜂がいたもよう。
 手ではなく顔のほうを刺されました。
 痛い、けど、我慢は出来る微妙な痛さ。
 しかし、アナフィラキシーショックとか起こったらどうしよう!!方向を変えて病院へ行くべきか?と軽くパニック。
 家に夫がいたので電話してネットで調べてもらったところ、なんか大丈夫そうなので、とりあえず、そのまま肩の治療に向かった。
 一応オステオパスの先生に蜂に刺されたらしいことを告げると、アナフィラキシーショックが起こるときはものすごい早さで進行して、のどが晴れて息が出来なくなったりするから、あなたは大丈夫、と言ってもらい、ひとまず安心。
 でも、まず最初に「心配そうな顔してるけど大丈夫?」と言われて、自分が心配そうな顔をしていたことにちょっとびっくりした。
 
 というのも、自分が思っている表情と人が見る私の表情が一致しないことがよくあるみたいで、のりのりでライブを観いているつもりなのに、あとで、「キリコちゃん、恐い顔していたよ」と演奏している人に言われたり、疲れてぼけっとしているのに「ものすごく真剣に考え事している」と言われたり。
一番ショックだったのは、広島のアニメーションフェティバルに参加するために、羽田から広島行きの飛行機に乗ろうとしたときのこと。国内便は初めてでシステムを理解しておらず、新幹線感覚で離陸20分前にカウンターに行ったら、自分の席がキャンセルされたあと。なんとか他のキャンセルされたチケットを探してもらって予定の飛行機に無事乗れることになったものの、アニメフェスティバルには、知り合いもいないし、飛行機を乗り損ねるところだったし、つくづく心細いな〜と、気分は強風にあおられるひな菊のごとしだったのに、あとから知り合いになったアメリカ人のアニメーション監督に、「羽田でものすごく強そうに立っていた」と言われて、がっくり。
 そんなに世間の見る目と私の思う自分は違うのかと密かに悩んでいたのだが、今回は蜂に刺されて心配で、ちゃんと心配そうな顔に見てもらったので、それはちょっとうれしかった。
 
 

by kubokiriko | 2011-10-04 23:57  

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