The man behind the curtain
とある日曜日、カフェに行ったときに手にした新聞の日曜版に「Britain Best40」というレストランガイド。そのときすでにリーズに行く予定だったのですが、まさにリーズにもお勧めレストランがあったので、即予約。それがこの「The man behind the curtain」という変な名前のレストランでした。
リーズで泊まったホテルで「今晩はどこに行くの〜?」とホテルのスタッフに聞かれたので、その名前を告げると、「ああ、そのレストラン、前に泊まったお客さんが行こうとして見つけられなかったのよ〜」ですと。
なんでも、ブティックが入っているビルの上の階にあるレストランで、ブティックが6時で閉まったしまうと特に看板なども目立って出ている訳ではないので通り過ぎてしまうらしいのです。
いい事を聞いたと思ってその住所に行くと、なるほどブティックがすでに閉まっています。
よくよく見ると壁にひっそりとレストランの名前が書かれていrます。
そして中を覗き込んでいるとセキュリティーみたいな人がやって来て「レストラン?」と聞いてくれるので、うなずくと開けてくれるというシステム。
これは確かにわかりにくいわ。秘密クラブみたいですね。
で、閉まった店舗の中にあるエレベーターで上に行きます。
インテリアはベルリンのカフェバーみたいな前衛的な感じ。
写真は撮ったものの時間がちょっと経ってしまうと何がなんだかわからないそんな見かけの物がちょこちょこといっぱいやってきます。
幸いな事にサイトに似たようなメニューが載っていたのですが、ちょっと違う。
メニューはテイスティングメニューのみ。これにワインセットを一人分つけて二人で分ける事にしました。
親切な事にグラスは二人分持って来てくれました。
最初のコースはスナックとい名前のいろいろ。
ぶら下がっているのはゆずとオリーブのパウダーで味付けした豚の皮。この袋ごと食べられます。
マリネした生の手長海老を葉っぱにくるんだもの。
フォアグラの入ったラビオリ。
ヘイク(メルルーサ!懐かしい。私の世代の給食の定番の魚)のほほ肉。
ほとんど生のようですが加熱してある牡蠣、牡蠣のピューレの入った偽真珠。
エシャロットのビネグレットを口に直接口に入れてね、と言われたけど、エシャロットは好きではないので息子に譲る。
あと葉っぱに何やら付いているので葉っぱは食べずにそれをはでしごいて食べるようにと言われた何か。これもどうやら牡蠣のエキスらしい。
途中でサーブされたワイン。底が平らでないのでホルダーが必要。
皿が何ともかわいらしい。中身は何だったか記憶の彼方。ホタテだったかも。
スイートブレッド。牛ののど肉だそうです。冷たいトマトといちごのコンソメかけ。
塩と砂糖で漬けたたらにだしをかけたもの。上にポテトとたらの皮のかりかり状の物が載っている。
エビのBBQ。これまた変わった器。
イベリコ豚だったか??。卵の殻状の中に黄身とその上に何か墨がかかっている。殻も墨も食べられます。
デザート3種。(多いよ)
お勘定と一緒にセップ味のチョコレートも来ました。高級版キノコの山か?
美味しいというより面白い食事、いえ、とっても美味しかったのですが、でした。
リースに行った際は是非!そしてこの情報で迷わず到達できるはず。
by kubokiriko | 2015-07-05 00:32